マーク ピーターセン 『続・日本人の英語』

続・日本人の英語 (岩波新書)

続・日本人の英語 (岩波新書)

  • P51 L4〜P52 L5
  • P53 L9〜P54 L3
  • P56 〜P57 下からL6
  • P60 L8〜下からL2
  • P61 L5〜
  • P64 下からL5〜P65 L5
  • P68 L5〜下からL2
  • P123 下からL8〜P124
  • P127 下からL3〜P128 L7

『おカネで世界を変える30の方法』

おカネで世界を変える30の方法

おカネで世界を変える30の方法

P43
地方のお金は銀行や郵便局を通して中央に集められ、ふたたび地方に配分されますが、その配分方法はごく一部の政治家、官僚、財界によって決められ、その決定に私たちの意思が反映されることはほとんどありません。自分の将来のために蓄えている貯蓄が、未来を壊す形で使われているのです。
この「お金の中央集権」を防ぐには、地域のお金がそのまま地域で回る仕組みが必要です。まず思いつくのが、地域銀行や信用金庫といったその地域にある金融機関ですが、最近は様子が変わってきています。大垣共立銀行を例にすると、西濃地方の人たちが地元の大垣共立銀行にお金柄を預けても、岐阜県内で使われるのは3分の1で、3分の2は県外や海外に流出してしまっているのです。

P44
北海道から愛知県まで9つのNPOバンクが設立され・・・

P48
労働金庫や信用金庫はNPOなどの市民活動への融資事業に力を入れ始めています。
NPOバンクへの出資や社会的責任投資への投資は、通常の銀行預金とは違って元本が保証されませんが、それでもNPOバンクや社会的責任投資を選択するのは、「ある程度のリスクがあるとしても、社会や環境に配慮した事業にお金を使ってほしい」と考える人が増えてきたことを意味しています。

P72
地域通貨を利用していた友人は、「地域通貨を使うのは屋根の板を張り替えるときとか、ひとりでやってるとむなしくなっちゃうときだね」と話していました。たしかにそんなとき、「前につきあってもらったから、今度は僕が」という形で利用するには便利な仕組みでした。しかしコミュニティが強いところでは、わざわざ地域通貨を使うこと自体がみずくさいし、逆に交際がほとんどない都会では、お金で払ってしまったほうが簡単です。こうして全国に数多く生まれた地域通貨は、一部の例を残して消えていきました。
この地域通貨が日本中に広がったのは、1999年にNHKで「エンデの遺言」という番組が放送されてからです。

P89フェアトレード コーヒーが作る貧困 「髪の見えざる手」はなぜ働かないか
途上国の貧しい生産者には、蓄えがなくほかの作物に転作する余裕もなく、転職するにも仕事がありません。

118P
大手サラ金は莫大な利益を得ているのですが、その資金を貸しているのは大手銀行であり、最近では大手銀行がサラ金を傘下に治め、サラ金業に乗り出しています。

P129
同じ時代に生きている客
将来の人たち
たとえ将来の人たちが不利益をこうむったとしても、生産者は自分が損するわけでないばかりでなく、まだ生まれていない将来の人から文句を言われることもありません。生産者は、たとえ将来の世代が損をするような方法で商品を作ろうとも、結果的に商品が売れ、現在の利益があがればそれでいいのです。
激しい価格競争の中で将来の世代のことまで考えている余裕はありません。

P136 マイケル・ムーア 『シッコ』
昔、中国であったとされるしくみ
まず人々がお金を集め、毎月の給与を医師に払って雇います。いわば保険料の負担と同じです。しかしそこからが違います。もしある家庭に病人が出たら、その家庭は保険料の負担を免除されます。それだけでなく、医師はその病人を治療しなければなりません。つまりもし医師が収入を維持しようと思うならば、病人を出さないように努力しなければならないのです。その結果、医師は家庭をまわり、予防的に生活指導をすることになるのです。An ounce of prevention is a pound of cure.医療費は常に治療よりも予防のほうが安く上がるため、保険料の負担は大きくなりません。今のように予防せず、病人を作り出してから検査と投薬を繰り返したならば、医療保険は経済的に破綻してしまいます。

P139
社会的責任投資の流れからは、自分のお金に意志をもたせることが必要です。漫然と貯金するのではなく、自分が温暖化を防止したいのなら省エネや自然エネルギーをすすめている企業の株を買う、いい施策を実行している自治体債を買う、良い政策を採用している国の通貨建てで国債を購入する、などさまざまな方法があります。そうした流れが強くなれば、貯金や投資がまるで投票のように、政策に反映さらえるようになるからです。
どんどん格差が広がっていく今の社会の中では、格差を縮めるために行政の持つ「所得の再配分機能」を強める必要があります。しかし現実にはその逆の方向に進んでいます。そうなると別の解決策は、お金に頼らない生活を実現できるような社会を作っていくことが必要になると思います。お金をいくら持っていても何も買えない社会があっていいと思うのです。

この本には、メガバンク郵貯の貯金が戦争資金になっていることや、公共事業に何故無駄遣いが多いか? 途上国援助が何故貧困を生みだすか?借金大国のアメリカが何故経済大国でいられるのか? などの国際問題から、 オール電化住宅は本当に環境によいのか? NPOバンクとは何か?なぜ働いても働いても楽にならないのか? 信用取引の何が問題なのか?マイクロクレジットとは? 企業の社会的責任は? 地域通貨とは?こうしたおカネにまつわる、ほとんどあらゆる話題が網羅されて、どのように解決していけばいいかの、ヒントを与えてくれています。

amazon jpより引用

マーク ピーターセン『日本人の英語』

日本人の英語 (岩波新書)

日本人の英語 (岩波新書)

  • P45 1〜10 下から4行〜P46 4
  • P46 下から6行〜P47 6
  • P53 下から6行〜P54 8
  • P60 見出し「多様な前置詞でより豊かに」
  • P83 下から15行〜P84 2
  • P84 見出し「上野動物園のパンダ」
  • P105 10〜P106
  • P146 日本の英字新聞はひねくれた(不自然な)分が毎日出てくる
  • P185 ジャパンタイムズにも、その実例が

オープンソースCMSの選定

· Joomla! - インストールが容易、エクステンションやモジュールの多さ、徹底的かつ包括的に提供されているドキュメント、管理ユーザインタフェースが秀逸、バックエンドシステムの扱いやすさ、WYSIWYGエディタの高い利便性、スケーラビリティの高さ、カスタマイズオプションの豊富さ、活発なコミュニティ
多言語に対応しており、日本での知名度は低いもののJoomla!は世界中で多くの人達に使用されているため、拡張機能は多種多様で完成度の高いものが多いです。Joomla!は個人サイトから各種団体サイトまで幅広いコンテンツ管理が可能です。もちろんコミュニティサイトや会員方サイト、ポータルサイト、の運営も可能です。 Joomla!は誰でも簡単に使える事をコンセプトに開発されていますので使いやすさも大きな魅力のひとつです。そして全ての操作をブラウザで出来るので、PHP,JavaScript,CSS,SQLはもちろんHTMLの知識さえ要りません。また、Joomla!標準のSEOは比較的他のツールに比べて検索ロボットにやさしく、上位表示されやすい作りになっています。費用対効果が高いことから、商用サイトでもJoomla!を利用したサイトが増えています。日本でCMSといえばXOOPS Cube(ズープス)などが有名ですが、海外ではJoomla!利用者の数もかなり多く、企業サイト顔負けの高機能エクステンションや膨大な量のデザインテンプレートの存在が魅力です。しかし、日本語で解説しているサイトや日本語化されたエクステンションが少ないという短所があります。近年はJoomla!じゃぱんさんなどにより主要エクステンションは日本語化されているので、十分活用可能なレベルになっています。またデザインテンプレートも、ダウンロードしたパッケージを指定箇所にアップロードするだけで全て置き換わる仕組みなので、HTMLやCSSなどを触る必要がありません。
Joomla関連リンク集
http://www.3pc.jp/content/view/111/85/
· Drupal - 安定性の高さ、活発な開発、セキュリティ機能が秀逸、設定が簡単、軽量なインストール、大量のモジュールとテーマ、すぐれたドキュメント、フレンドリーなコミュニティ、ノードコンセプトというすぐれた発想
Drupalは、高い柔軟性と軽量でシンプルな構造を両立させた、優れた設計思想を特徴とする中〜上級者向けの、オープンソースCMSです。PHPで記述され、国内外で広く使われている MySQLPostgreSQL などのデータベースとともに動作し、個人のブログから企業のサイトまで幅広く利用することができます。各種コンテンツを「ノード」という統一概念で取り扱うことが特長の1つであり、柔軟な機能が提供されています。フォーラム、ブログ、写真アルバム、文書サイトといった様々な機能を提供する部品(モジュール)が数多く用意されており、これらを組み合わせてカスタマイズすることで、色々なタイプのWebサイトを構築することができます。他のCMSと比較すると、プログラムの構造に軽量化の工夫を施していることにより画面表示が速く、軽い動作を実現しています。日本ではまだあまり普及していませんが、世界に目を向けると、Firefoxのサイトや、NASAのサイトをはじめとして、数多くの有名サイトで採用されています。


オープンソースCMSの選定 (1/2)
個人、企業を問わず、Webを使って情報を公開するのであれば、その目的に合ったコンテンツ管理システム(CMS)を使いたいものだ。ここでは、さまざまな目的ごとにオープンソースCMSを一挙紹介しよう。
2006年06月28日 09時13分 更新
 最近は、ブログやオンライン日記が習慣化している個人から、大がかりなニュースやポータル、マガジンのサイトを運営する会社に至るまで、誰もがWebを使って情報を公開しているようだ。彼らは皆、そのためにデータベースを備えたコンテンツ管理システム(CMS)を利用している。CMSの選択肢は数多くあるが、よく知られているのは、Drupal、Mambo、BricolageWordPressPloneあたりだろう。基本的な機能はどれも似ているとはいえ、どれか1つに決めなくてはならない。さて、どのように選べばよいだろうか。
 基本的に、これらのシステムはすべて、コンテンツが含まれたデータベースの管理を行い、(通常はWebベースの)入力手段を提供して、テンプレートおよび設定ファイルの指定に従ってデータベースからWebページを出力する。より手の込んだものは、複数の出力フォーマットのほか、アクセス制御やバージョン管理にも対応し、旧来の印刷出版の多忙な過程に見られるような制作の「ワークフロー」に基づいて構築されている。
 いつでも独自のCMSを構築することができるが、必ずしもすべてが一緒になったシステムを使う必要はない。依然として手作業でコーディングしたHTMLのスタティックページで個人のブログを公開する少数派の人々がおり、m4やprocmailのようなコマンドラインツールを使った自分流のやり方にこだわる人もいる。だが、利用可能なオープンソースCMSソリューションを使えば、もっと状況は楽になるだろう。
何を求めるのか
 CMSを検討するにあたり、答えておくべき最初の質問の幾つかを以下に示す。
· どのようなライセンス形態か? 
· 使用できる言語や環境は? 
· どのくらい長く使われているか? 
· 現在も開発が進められているか? 
· どんなユーザーが使っているか? 
· サポートを受けられるか? 
 求めているのは、オープンソースライセンスのシステムであって、使っている環境に準拠した要件を備えたものだ。ほとんどのオープンソースCMSパッケージは、GPLのライセンスに従っており、LAMPLinuxApacheMySQLPHP)の環境で動作する。
 ほぼすべてのCMSのホームページでは、どんな用途にも使えることを謳っているが、実際に何ができるかを知るには、ほかの人々による利用例を調べるのが一番手っ取り早い。CMSを評価するなら、実際にそのCMSを使っているサイトへのリンク先を参照すればよい。例えば、Mamboの場合、小さな会社による見栄えの良いサイトがたくさん見つかるはずだ。大部分のCMSのホームページには、こうした利用サイトの一覧が用意されているが、Textpatternのサイトにあるようなデザインマガジンは、すべてのCMSにあるわけではない。
 続いて、検討対象のCMSソフトウェアの開発が打ち切られていないことを確認する。また、リリースされてからしばらく時間が経過しているか、あるいはバージョン1.0を先週リリースしたばかりの新しいプロジェクトなのかも確認しておくとよい。ビジネスに使う場合は、何らかのサポートが受けられることを確認する。例えば、Bricolageは、制作の第一人者による商用サポートのしくみを提供している。また、TYPO3 Associationでは、同プロジェクトのソフトウェアをサポートするコンサルタント業者の一覧を用意している。
 CMSの選定は、自動車の購入やテキストエディタの選択に似ている。集めた情報を目を通して機能の一覧を眺めれば自分の好みの検討は付くが、すぐにほかのものに目移りしてしまう。実際に幾つかを試してみるまでは、どれが本当に適切なのかを知ることはできないのだ。
 幸いなことに、実際にシステムを試す簡単な方法がある。Open Source CMSというサイトを利用すれば、そこにあるオープンソースCMSシステムのどれでも、デフォルトのインストール環境のデモを動作させることができ、2時間ほどかければ、100を超えるシステムすべてのデモにアクセスすることが可能だ。

オープンソースCMSの選定 (2/2)
2006年06月28日 09時13分 更新
自分に最適なシステムはどれか
 以下に、Linuxにふさわしいオープンソースの選択肢を示す。なお、目的としてありがちなものから順に並べてある。
「どうしても外せない機能がある」
 選択肢の数を絞るために最初に行うべきことの1つが、SSLFTPアクセス、または負荷分散といった必要な機能をリストアップすることだ。CMS Matrixには、主要なCMSのすべてについて記録されたそうした機能の全一覧があり、10種類まで並べて比較できる。
 もちろん、検討中のシステムに特定の機能が欠けていれば、その穴を埋めるためのほかのソフトウェアを探すことも可能だ。例えば、phpBBやSMFを利用すれば、フォーラムの機能を追加することができる。
「自分の利用している言語が使えるか」
 Pythonを好む人にはZopeがふさわしいだろう。また、Wiki好きの人にはTikiwikiのようなWikiスタイルのシステムがあり、そのほかJavaおよびXMLベースのものとしてはOpenCmsというシステムがある。
 目当ての言語が使われているCMSを見つけるには、Open Source Content Management System Listを参照すればいい。そこには、IRCチャネルを介してほかの人と協力しながらブログを公開できるDaily Chump Botのような興味深いシステムも含まれている。
あのサイトのような外観にしたい」
 すでにお気に入りのサイトがあってその構成や外観を真似ようと考えているなら、それを実行するのは簡単だ。そうしたサイトが利用しているCMSを調べればいい。
 Bricolageは、もともとSalon.comのために作られたものだ。The Onionが好きでフォーラムが必要なら、Drupalをチェックすること。
 最も古くから使われているCMSパッケージの1つとして、われわれの姉妹サイトSlashdotのために書かれたSlashがある。
「ただ単にブログが作りたい」
 巨大なポータルサイトを1日で構築しようとする人はいないだろう。そうした大規模なシステムにはインストールに関する膨大な要素が含まれ、設定と移行にかなりの時間がかかるためだ。ただし、Blosxomのような例外もわずかながら存在する。このシステムでは、15分もあれば利用を開始できる。インストールが容易でそのまますぐに使える(マニュアルも充実している)という点ではPloneが有名だ。
 しかし、簡単なブログを作りたいだけなら、こうしたシステムが持つ連携機能は不要なので、検討中のリストから外してかまわない。それでも、スケジューリング機能は思いがけず役に立つことがある。週末の間、ネットにアクセスしない場合は、前もって幾つかのエントリを書き上げておき、あらかじめ定めた時間に自動的にアップできるのだ。
「自分にはデザインのセンスがない」
 そういう人のために、テンプレートやテーマが存在する。
 テンプレートやテーマが用意されたすべてのシステムでは、デザインを選ぶことになるが、そのままで使えるデフォルトの設定もある。きっと魅力的なテンプレートやテーマの揃ったシステムを選びたいと思うだろう。
 Joomlaは、数多くのオープンソーステンプレートを用意しており、WordPressは、非常に使いやすいだけでなく、多数のテーマを揃えている。また、Textgardenは、Textpattern用のテンプレートを専門に扱っているサイトだ。
「HTMLが分からない」
 こういう人にとって嬉しいことに、オープンソースCMSの多くは(少なくともコンテンツの入力時には)タグの知識を必要としない。とりわけ、OpenCmsはテキストからHTMLへの変換が得意で、WebGUIは視覚的にHTMLを編集でき、TextpatternのエディタTextileは書式の選択に重きを置いてテキストからHTMLへの素晴らしい変換を行ってくれる。
「すべての要素をカスタマイズしたい」
 十分なカスタマイズが行えるCMS環境はそれほど多くはない。どのシステムを使って作られたサイトでも、ページレイアウト、サイトの構成、URLのエンコーディングスキームをはじめ、あらゆる機能やコンポーネントが同じなので違いが見えない、と言う人も中にはいる。
 カスタマイズとは、テーマの選択以上のものである。優れたオープンソースCMSパッケージには、ユーザーの役に立つルーチンおよびカスタマイズ項目のライブラリが存在する。非常に守備範囲の広いCMSパッケージの1つ、TYPO3(設定を確定させるまでに数カ月かかることで知られる)には数百という拡張機能がある。また、Drupalにも同様のモジュールが存在する。
「ニュースサイト/巨大ポータル/ディスカッションフォーラムの立ち上げを予定している」
 CMSの中には、ある特定の種類のサイトにより適したものがある。例えば、XOOPSはポータル向きで、Cofaxはオンラインの新聞サイト(Knight-Riddlerサイトにはこのシステムが使われている)の処理に秀でている。Cofaxは新聞スタイルのWeb公開のための素晴らしい機能を備えており、記事を複数の欄に対応付けられるので、1つの記事が複数のカテゴリに対して同等の関連性を持つのに1つの分類に決めなければならない場合に生じる階層構造の欠点をカバーすることができる。
 もう1つ、この類のCMSで優れているのが、WYSIWYG方式の編集およびスケジューリングが可能で、複数の作成者およびサーバに対応しているApacheのLenyaである。
 Geeklogは、コミュニティーフォーラムを持つニュースブログにふさわしく、Mamboは、より小規模なサイトに適している。印刷版とオンライン版の両方を出版する場合は、Bricolageを調べてみるといい。このシステムは、印刷用のPDFも含めてさまざまなフォーマットの出力が可能だ(同プロジェクトによると、Macworldなど実際の出版業界で多数利用されているという)。
まとめ
 CMSの実現にあたっては優れたオープンソースの選択肢が数多くある。こうしたシステムのすべては基本的に同じ原理で動作するが、詳細はかなり違っている。あなたのプロジェクトに適切なものを選ぶには、自分が何を探し求めているかを知り、その必要性と優先順位の折り合いをつけてから、実際に幾つかを試してみることだ。

『農的幸福論―藤本敏夫からの遺言』

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言

農的幸福論―藤本敏夫からの遺言


アマゾンjpで見たレビューが興味深かったので読んでみたが、とくに収穫なし。

「社会と歴史における自分の位置づけができれば、自分の役割が認識でき、アクションに移ることができる。」

「労働報酬としてのレジャー・消費を喜ぶのではなく、 労働・生産自身に喜びが存在した方がいいと思う。」

「労働の質の劣化がストレス発散のためのサービス業を発展させざるを得なかった。」

「楽しむためには、耐えねばならない。しかし、それでいいのだろうか?」

これらは30年前に書かれたほんの一例です。
今でも、いや今のような時代の方が余計にうなずけますよね。

特に最初の言葉なんて、やりたいことが見つからない我々に伝えてあげたいです。

「就農」や「職業としての農業の勧め」ではありません。
農業体験から学ぶことは多いので時間のある時や人生の一時期に土いじりをやってみよう、そして、考えてみようという提案です。
http://www.amazon.co.jp/%E8%BE%B2%E7%9A%84%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E8%AB%96%E2%80%95%E8%97%A4%E6%9C%AC%E6%95%8F%E5%A4%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E9%81%BA%E8%A8%80-%E8%97%A4%E6%9C%AC-%E6%95%8F%E5%A4%AB/dp/4259546309/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=gateway&qid=1202388677&sr=8-1